「Sci-Fire」メンバーの単行本、続々刊行!!

先ごろ「Sci-Fire」の作家3人が単行本を上梓しました。 斧田小夜『ギークに銃はいらない』(破滅派) 櫻木みわ『コークスが燃えている』(集英社) 藍銅ツバメ『鯉姫婚姻譚』(新潮社) 斧田小夜『ギークに銃はいらない』 … 続きを読む 「Sci-Fire」メンバーの単行本、続々刊行!!

オブジェクト指向VTuber論を開始する

バーチャルYoutuber(VTuber)について語りたい。オブジェクト指向存在論のことばをつかって。 そう考えてからもう数ヶ月。 そろそろ手をつけないと。  なかなか手をつけられなかった理由は明白で。手に余るから。 5 … 続きを読む オブジェクト指向VTuber論を開始する

なるほど、セカイ系×なろう小説=異セカイ系やね

いや。ほんまあかんで。セカイ系ゆうたら、あれやん。ゼロ年代やね思うやん。「わ、わ、動物的消費! 否定神学論法!」ゆうて、ああ、なんか古いわーって。けど、それはちゃうね。そういう風に早合点したらあかんねん。これはなろう小説 … 続きを読む なるほど、セカイ系×なろう小説=異セカイ系やね

大森望ほか編『プロジェクト:シャーロック』書評

『プロジェクト:シャーロック』は《年刊日本SF傑作選》の十一冊目。SFファンにとっては毎年恒例で、収録作・作家名をチェックするだけで楽しい。 もっとも、チェックだけで読んだ気になり買いそびれるという人もけっこういるはず。 … 続きを読む 大森望ほか編『プロジェクト:シャーロック』書評

異端SF「ガルシア・デ・マローネスによって救済された大地」レビュー

西洋世界で科学は長いあいだ忘れ去られ、人々は神の名の下に荒唐無稽な理論を積み重ねた。その愚かさは長い歴史という地平に置かれたときの見取り図にすぎない。先人の愚かさを笑う私たちもまた、その愚かさとは無縁でいられないし、いま … 続きを読む 異端SF「ガルシア・デ・マローネスによって救済された大地」レビュー