世界初の百合SFアンソロに、櫻木みわ×麦原遼の共作が掲載

早川書房から6月20日に発売される『アステリズムに花束を』に、Sci-Fire同人の麦原遼さんと櫻木みわの共作、「海の双翼」が掲載されます。

『アステリズムに花束を』は、雑誌としては異例の3刷りとなって大きな話題になった「SFマガジン」百合特集(2019年2月号)の好評を受けて企画された「ハヤカワ文庫の百合SFフェア」の一冊として出される、「世界初」の百合SFアンソロジーです。

特集号に掲載された5作に加え、小川一水さんの「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」、昨年の文学フリマでSci-Fireのブースを訪れてくれたミステリ作家、陸秋槎さんのSFデビュー作「色のない緑」も書き下ろし作品として所収されます。カバーもすごくすてき、すばらしい本に参加させていただいて、麦原&櫻木はたいへん喜んでいます。

私自身は、このお話を書いている間、他者に惹かれるとはどういうことか、そして他者を愛するとはどういうことかを、ずっと考えていました。これが百合かどうか? は皆さんそれぞれの「観測」にお任せするとして、形態も年齢も越えた、ひとつの愛のゆくえを目撃していただけたら幸いです。

優れた助言とサポートで導いてくださった早川書房の「百合丸」こと溝口力丸さん、超多忙のなか原稿を読んでOKをくださった塩澤編集長、おふたりとお話する機会を与えてくれた「ゲンロン SF創作講座」主任講師の大森望さん、この共作を通して多くのものを誘い出してくれた麦原遼さんにお礼申しあげます。

そして、よく一緒に行動していた麦原&櫻木をみて、「ユニットでも組んだらいかが?」という思いがけない提案をくださった同講座の“名誉校長”、飛浩隆さんに花束を。飛先生のそのひとことがなければ、この共作は生まれませんでした。

昨夏「島根イタリアン ロッチャドォーロ 神楽坂」にて。「ゲンロンカフェ」でのイベント登壇のために上京した飛浩隆さんをかこんで、飛さんと長年の友人である平井さんご夫妻、麦原遼さん、櫻木みわ

なお、「百合SFフェア」の文庫本には、飛さんの『ラギッド・ガール』(第6回センス・オブ・ジェンダー賞受賞作)もラインナップされています。

投稿者:

櫻木みわ

「ゲンロン 大森望 SF創作講座」第1期を受講。2018年12月に『うつくしい繭』(講談社)でデビュー。

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